勝率
「勝率が唯一にして絶対の基準」
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検索したら出てくる昔の偉い人の言葉。
自分も昔はその教えをそのまま受け止めていたが、今は少し考え方が変わってきた。
今のレート環境において同レート帯マッチングというものがある。
特に人口の多いレート帯だと同じようなレートの人としかマッチングしないだろう。
それのおかげで基本的に強さ(=レート)が似た人とマッチングしやすい。
自分がその強さ(=レート)に停滞していれば同レート帯マッチングを繰り返し永遠にレート帯が変わらず、勝率が5割に収束するだろう。
しかし、自分のレートが高レート帯の10,20位以内ぐらいになると自分より高レートの人とマッチングすることがほぼなくなる。
このレート帯では勝率5割以上を確保しないとレートがキープできないし、上げることもできない。
自分が強いと言われるレート帯にいるなら、少しレート帯が下がった人に高勝率を出さないとレートを上げることはできない。
ここで初めて強さ(=レート)に勝率が大きく関係してくる。
毎シーズンにおいて高レートと呼ばれる2200を達成するには2100のレート帯で少し力の落ちた(一般的に十分強いと言われる)2000のレート帯の人達に高勝率が求められる。
1500より少し上がった程度の低レート帯の勝率を評価する人はほとんどいないだろう。
よって、今は十分強いと言われる人達から高勝率を出すということが最上位の強さの基準になるのではないだろうか。